写真は、健康的な趣味である

写真が趣味というと、どんな人をイメージするでしょうか。たった1枚の風景を撮るために秘境に分け入る冒険家タイプを想像する人もいれば、いわゆるカメ子と呼ばれる女性をメインターゲットにしている人を想像することもあるかもしれません。ほかにも最近話題の撮影専門の鉄道オタク、いわゆる撮り鉄を想像する人も少なくはないでしょう。

このように写真が趣味というと周囲が受けるイメージは両極端で、意外と多くの人が不健康な趣味と勘違いしています。実際は多くの人が健康のためと取り入れていることを写真を撮ることを通して行ってしまえる、一石二鳥な趣味なのです。

究極の1枚を求め、何キロも!

写真を趣味にしている人たちの被写体は様々ですが、多くの人が風景や動物などの自然を相手に撮影を行っています。そのため自分自身が求める究極の1枚を撮るため、とにかく動くのです。

例えば鳥を被写体にしている人は、山や森はもちろん、渓流や川など様々な場所を歩きます。しかも鳥は空を飛ぶ生き物ですので、簡単に人間が入れる場所にいないことの方が多いです。それを何とかしてきれいに撮るため、とにかく撮影ポイントまで歩く。バードウォッチングをしている人たちを想像すると三脚を構えて立ち止まっているイメージですが、その場所まで重たい機材を抱え、何キロも歩いてきたのです。相当な体力が必要なことがわかりますね。もちろん街中や電車を被写体にしている人たちも、自分が満足できる撮影ポイントを見つけるまでひたすら動きます。趣味なので自分自身が妥協すれば苦労はないのですが、それだけは譲れないんですね。

こうしたことからわかるように、写真を趣味にすると自然とウォーキングやハイキング、もしくは登山といった趣味も兼ねることとなります。ほかにも自転車移動がメインで、サイクリングも兼ねているといったケースもあるそうです。なかには自動車での移動がメインという人もいるかもしれませんが、車から降りてすぐ撮影ポイント、というのはなかなか存在しません。少なからず歩き、納得のいく場所を探すので不健康にはなりにくいはずです。

実はただのハイキングより、運動量が多い?

ですが実際にハイキングや登山を趣味にしている人からすると、写真を撮りつつ歩いたり山を登ったりするのだから実際そこまで運動しているわけではないように感じるかもしれません。確かに歩きつつ撮影するので、歩きっぱなしの時間は少ないでしょう。ですがただハイキングをしているよりも、周囲に多くの気を配って歩いたり、普通なら人が入らないような場所へ分け入ることも多いので意外としっかりとした運動になるのだそうです。

もちろんその人がどれだけこだわるかによって運動量は変わってきますが、運動することが目的で歩いているよりも、写真を撮ることが目的でおまけで運動した方が何だか得した気分になるのではないでしょうか。さらに被写体を求めて歩いている時間は普通に歩いているよりも集中しているので時間が早く過ぎます。実際に体感している時間は短いので、ただ単に歩いているだけよりも長い距離、時間を歩く結果になることが多いそうですよ。

そのため今までハイキングやウォーキングといった、気軽に始められる趣味に挑戦し、続かなかった人。お腹周りが気になりつつも運動することが面倒だと感じる人は、ぜひカメラを持って外出してみてください。何を撮ろうと考えながら歩いているだけで、普段のウォーキングよりも歩いた距離は長くなるはずです。しかも運動をする、という義務感がなく楽しく続けられるので挫折しにくいでしょう。40代に突入し、メタボや健康といった言葉に敏感になってきているのならぜひ写真を始めてみてはいかがでしょうか。

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